家庭用ゲーム機として圧倒的なグラフィック、性能を誇るPS5。
臨場感のあるゲームを我々に提供してくれます。
しかし一方でこんな悩みはありませんか?
PS5で遊んでいますが容量が足りません・・・。
PS5のSSDは増設ができるの?
外付けSSDと内蔵SSDってどっちがよいの?
ゲームの容量は大きくなり続け、10GBや20GBでは収まらないのが当たり前。
ゲームによってはFF7リメイクなどのように100GBが必要な場合もあります。
そのため、慢性的な容量不足に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
新しいゲームをダウンロードするたびに他のソフトを消すのは手間なんですよね・・・。
そうですよね。
容量を開けるのも大変でせっかくの新作ソフトの発売日に他のゲームが犠牲になることもありますよね。
この記事ではPS5のSSDについて、外付けSSDと内蔵SSDどちらがおすすめなのか?
おすすめの商品や速度など性能の比較などもおこなっていきます!
ぜひ最後までご覧ください。
ps5のssd増設は外付けと内蔵どっちがおすすめ?
結論から言いますと、PS5で増設するなら内蔵SSDがおすすめです。
理由はPS5のソフトは内蔵SSDに保存されているゲームしか起動できないからです。
ただ、外付けSSDにも内蔵SSDにもそれぞれメリットとデメリットがありますので、
それを詳しく解説します。
それぞれのメリットとデメリットを理解して自分に合う方を購入しましょう。
外付けssdのメリット・デメリット
メリット
- 取り付けが簡単
- 価格が比較的安くすみ、大容量の物が手に入る
- 持ち運びができる
- PS4のゲームは直接起動が可能
外付けSSDのメリットとして言えることは、取り付けが簡単なことでしょう。
USBケーブルを接続するだけですから、誰でも気軽に取り付けることができます。
また価格も安く、10,000円前後で1TBのものが手に入ります。
何より容量不足でSSDの増設を考えているわけですから、
少しでも安く容量が大きいものを手に入れたいのは当然のこと。
同じ価格でも内蔵SSDより容量が大きいものが手に入るのは嬉しいですね。
持ち運びができる点も魅力で、PS4からPS5へのデータ移行などや複数台PS5を持っている人は
補助のストレージとしても活用ができます。
また、PS4のゲームは外付けSSDからも起動できるため、PS4のゲーム保存場所として使えます。
デメリット
- そのままではPS5のゲームは起動できない
- データの速度は遅め
先ほども書きましたが、PS5のゲームは外付けSSDからでは起動ができません。
外付けSSD内のPS5のゲームを遊ぶためには、内蔵SSDへのデータの移動が必要です。
一つのゲームのデータも大きいことから5分以上データの移動で時間がかかることもあります。
この点はすこし手間がかかりますね。
また必ずしも、というわけではありませんが外付けSSDは内蔵SSDに比べてデータの速度は遅めです。
内蔵ssdのメリット・デメリット
PS5はあらかじめ825GBのSSDが搭載されています。
これだけ聞くとかなりの容量に思えますが、システムソフトウェアなどの更新で、
あっという間にいっぱいになってしまうのが現状です。
PS5では要件を満たした(8TB以下、ヒートシンク対策が取られているものを装着するなど)の
M.2 SSDは取り付けることができ、本体ストレージを拡張することはそれほど難しくありません。
SSDの要件:SONY公式サイト
M.2 SSDとは?
M.2という、SSDの規格の名前です。
外付けSSDとは異なり、パソコンのマザーボードなどに取り付けるタイプのSSDです、
USBで取り付ける外付けのSSDと比べると、慣れていない人は見ただけで難しそう!
と思うかもしれませんが取り付け方法は簡単です。
取り付け方法はあとで説明します。
以下、簡単に内蔵SSDのメリットとデメリットをまとめます。
メリット
- PS5のゲームが直接起動できる
- 速度が速い
- USBポートを使わない
なんといっても内蔵SSDのメリットは、PS5の直接ゲームが起動できることです。
外付けSSDのように内蔵SSDへゲームを転送する手間がありません。
また、外付けSSDのようにUSBポートなど余計なものを挟まない分、速度は速めです。
例えばPS4のゲームは外付けSSDから起動できますが一度のロード時間では大きな差はありません。
ただ、ゲーム中はロードが頻繫に発生するため、ゲームする側からすれば少しでもロード時間は短い方がよいものです。
これは意外と無視できない問題でしょう。
そして内蔵で取り付けるため、本体のUSBポートを使わなくてすむ、という点もメリットです。
余ったUSBポートは他の外部機器に使うことができます。
デメリット
- 外付けSSDに比べると価格は高め
- 取り付けに少しだけ知識が必要
- ヒートシンク対策は必須
内蔵SSDは外付けSSDに比べると価格は少し高めです。
安いものでも10,000円後半くらいはしますので、外付けSSDの方が安く、容量の大きいものがあります。
また取り付けに若干の知識や準備(インターネットで調べてみる、プラスドライバーなどの工具)が必要です。
そして公式からもヒートシンク対策を推奨しています。
内蔵SSDを取り付ける場合はヒートシンク対策をしましょう。
ヒートシンク対策とは?
ヒートシンクとは熱伝導に優れた素材で作られた、放熱用の装置です。
SSDはデータの移動で電気を発生し電気は発熱するため、SSDが熱を持ちます。
SSDは熱を持つとパフォーマンスが低下します。
またSSDに限った話ではなくPS5内部にも熱がこもります。
こうなるとPS5自体のパフォーマンスの低下や最悪故障の恐れもあります。
これを防ぐための装置がヒートシンクで、SSDから出てくる熱を素早く吸収し、速度の低下を防ぎます。
PS5ではソニーより、本体のパフォーマンスを下げないためにもヒートシンク対策を推奨しております。
あらかじめヒートシンク対策が取られているSSDもありますし、あとから取り付けることもできます。
SONYで推奨する厚みもありますのでPS5に対応しているか必ず確認をしましょう。
参考:SONY公式サイト
ps5の内蔵ssdのおすすめは?
内蔵SSDを選ぶときに気にしておきたい性能は次の通りです。
- 読み込み速度
- 容量(250GB~8TB)
- 価格
PS5の内蔵SSDのおすすめをいくつか紹介します。
Sabrent Rocket 4 Plus
ヒートシンクがついたSSDです。
2TBの容量もあり、速度が最大7100MB/秒と申し分ない性能です。
Hanye HE70
ヒートシンク対策済みのSSDです。
速度も最大7450MB/秒で価格も安いです。
ps5の外付けssdは公式で売ってる?
SONYの公式サイトで直接販売しているわけではありませんが、公式の外付けSSDとして以下の商品があります。
外付けSSDと一口に言ってもPS5に対応しているSSDには条件があります。
きちんと確認したうえで要件を満たした外付けSSDを購入しましょう。
PS5のSSD増設方法を解説!
ここまでPS5の外付けSSDと内蔵SSDの違いなどを紹介してきました。
違いについては分かったけど具体的にどうやって取り付けたらいいの?
とても難しそう・・・。
ご安心ください。
この後で取り付け方を詳しく説明します。
特に内蔵SSDは本体に取り付けるので、ちょっと怖いと感じる人もいるかもしれません。
公式のサイトにも記載があり、手順は簡単です。
難しくないのでやってみてください!
ps5の内蔵ssdの増設方法は?
では、実際に内蔵SSDの増設をしてみましょう!
※手順は今後のPS5のバージョンなどにより変わることがあります。
まずは以下の物を用意します。
※SSDにヒートシンクを取り付ける必要がある場合は、あらかじめSSDにヒートシンクを取り付けておきます。
- PS5の要件を満たしたSSD
- ドライバー(+1)
- 柔らかい布など
- PS5のシステムソフトウェアを最新のものにアップデート
- アップデートが終わったら本体の電源をオフ、本体の温度が下がるのを待ちます
- 接続しているケーブルを外す
- 平らな場所へ柔らかな布を敷き、PS5を置く
- 何か金属に触れておき、体の中から静電気を取り除く
- PS5のロゴが下、電源ボタンが自分より奥側になるようにPS5の向きを揃える
- 右手でカバー右手前、左手でカバー左奥を抑えながらカバーをスライドして開ける
- 拡張スロットが奥側に見えるのでプラスドライバーでねじを外す(本体のファンに落とさないよう注意する)
- カバーを開ける
- 緑の基盤が見えるので右端についているネジとスペーサーを外し一旦置いておく
- SSDの大きさに対応した場所へスペーサーを置く
- SSDお左端方向へ斜めにスライドさせながら設置する
- SSDを抑えながら先ほど外したネジで固定する
- 拡張スロットのカバーを元に戻しネジで固定する
- PS5のカバーを今度は左端からカチッと音がするまで取り付ける
- すべてのケーブルを接続し電源をオン
- 画面の指示に従いSSDのフォーマットを行う
- 以後データ増設したSSDへの直接のダウンロードなどが可能となります
参考:SONY公式 PlayStation®5にM.2 SSDを装着する方法
ps5の外付けssdの増設方法は?
続いて外付けSSDの増設方法をご説明します。
外付けSSDにもPS5で推奨している要件があります。
要件を満たしている外付けSSDを購入しましょう。
- SuperSpeed USB 5Gbps以降
- 250GB以上、8TB以下の容量
- USBハブ経由ではドライブに接続不可
- 2つ以上のUSB拡張ストレージドライブを同時に接続することは不可。
- 外付けSSDをUSBType-C端子もしくはType-A端子へ接続する
- 設定画面のストレージから外付けSSDをフォーマット
ps5の外付けssdはロード時間が遅い?
外付けSSDにPS4のゲームをインストールしておき、PS5で直接起動した場合はPS4で起動するよりも
少し速くなります。
これは外付けSSDによるものというよりはポートの問題でPS4では転送速度が5Gbpsだったものが
PS5では最大転送速度が10Gbpsとなっているためです。
ただし、外付けSSDは内蔵と比べた場合は物にもよりますが、読み込み速度や書き込み速度は劣ります。
そしてゲームのロードは一度だけではなくゲーム中に頻繁に起こります。
わずかな差であっても内蔵SSDよりは、ロードの時間はトータルで長くなりがちです。
ロード時間を気にする人は内蔵SSDを選びましょう。
ps5の内蔵ssd容量はどのくらい?
PS5の内蔵SSDの容量は、初期型モデルで825GB、新型モデルでは1TBです。
新型モデルでは少し容量が上がっていますが、システムソフトウェアの更新を考えると足りない容量です。
また、PS4からゲームを引き継ぎ、PS5で遊ぶ人は多いでしょう。
こうなると本体2台分のゲームを入れておきたいことになるので、PS5内蔵SSDでは容量が足りません。
必要に応じて内蔵SSDの増設や外付けSSDの取り付けを検討しましょう。
「ps5 ssd 外付け 内蔵 どっち」を調べている人がよく思う質問
まとめ
この記事ではPS5のSSD増設方法として、外付けSSDと内蔵SSDどっちがおすすめか調査をしてみました。
内蔵SSDでは取り付けに知識や手間が必要ですがPS5のゲームを直接起動できるなどのメリットがあります。
一方で外付けSSDは取り付けがしやすいことや、本体が安く容量の大きなものがあるのが魅力です。
自分の好みに合わせて選びましょう!
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